掲載日:2024年7月25日
会議の議事録やインタビューの文字起こしなど、音声データをテキストに変換する作業は意外と時間がかかるものです。手作業で行うと大変ですが、そんな時に活躍するのが文字起こしアプリやツールです。
文字起こしアプリ・ツールを活用することで、時間の節約だけでなく、効率的な情報整理や共有が可能になります。
そこで、本記事では、文字起こしアプリのメリットや注意点、選び方について解説します。
さらに、おすすめのアプリ・ツールを5つご紹介しますので、ぜひ最後までご一読ください。
目次
1.文字起こしアプリ・ツールとは?
文字起こしアプリとは、音声データをテキストに変換するためのツールです。
会議、インタビュー、講義、様々な音声コンテンツを効率的にテキスト化することで、情報の整理や共有が容易になります。
近年は、AI技術を活用し、文字起こしの精度も高くなり、大変便利なツールとなっています。
2.文字起こしアプリ・ツールのメリット
文字起こしアプリを利用することで、多くのメリットがあります。
時間の節約
手動で文字起こしを行うのに比べて、アプリを使えば作業時間を大幅に短縮できます。
高精度
最新のAI技術により、正確な文字起こしが可能です。手動での記入ミスなども減ります。
多言語対応
多言語対応のアプリも多く、翻訳する手間も省けます。
共有・編集の容易さ
テキストデータとして保存されるため、簡単に共有・編集が可能です。
3.文字起こしアプリ・ツールの注意点
便利な文字起こしアプリですが、利用する際にはいくつかの注意点もあります。
精度の限界
文字起こしの精度は高いものの、音声の品質や話者のアクセント、専門用語などによっては誤認識が発生することがあります。文字起こしの内容に間違いがないか確認する必要があります。
利用できるデバイス・媒体の制限
アプリによっては利用に制限がある(web版のみ、アプリのみ)ため、利用前に確認が必要です。
情報漏洩のリスク
音声データがクラウドに保存される場合、情報漏洩のリスクが無いか注意が必要です。利用規約を確認しましょう。
機密情報やプライバシーに関わることには利用しないなど、文字起こしアプリを使う際のルールを決めておくのも良いでしょう。
コスト
無料版では機能制限がある場合も多く、フル機能を利用するためには有料版が必要になることがあります。プランの内容を確認しましょう。
4.文字起こしアプリ・ツールの選び方
文字起こしアプリを選ぶ際には、以下のポイントをチェックしてみましょう。
精度
文字起こしの精度はアプリによって異なります。レビューや評価を参考に、高精度なアプリを選びましょう。無料のお試し版もあるため、実際にお試しで利用してみるのも良いでしょう。
対応デバイス・媒体
文字起こし機能は、アプリだけでなく、パソコン向けソフトやWEBサイト上で使えるものもあります。ご自身の利用しやすいデバイス・媒体を選ぶと良いでしょう。
対応言語
多言語対応が必要な場合は、対応言語が豊富なものを選びましょう。
追加機能
編集機能や共有機能、リアルタイム文字起こしなど、必要な機能が揃っているか確認しましょう。
価格
ほとんどのアプリは無料でインストールすることができます。無料版で一度使い心地を試したあと、無料版と有料版の違いを確認し、予算に合ったアプリを選びましょう。
5.無料で使える!文字起こしアプリ・ツールおすすめ5選
5-1.Notta
出典 Notta
対応デバイス | アプリ(iOS ・Android )Web版(PC・スマートフォン) |
対応言語 | 58言語 |
料金 | ①フリープラン 0円 ②プレミアムプラン 1,317円/月 ③ビジネスプラン 2,508円/月 ④エンタープライズ 要相談 |
Nottaは、音声や動画の文字起こしができるツールです。アプリとWeb版の両方ある点が特徴です。
プランもフリープランから様々な機能が使えるエンタープライズプランまでと幅広くプランが用意されているため、予算にあったプランを選ぶことができます。
実際に文字起こしを試してみました。
録音したデータは電話での通話形式で
「お疲れ様です加藤です。」
「お疲れ様です田中です。」
「今日の会議の時間ですが、14時からに変更になりました。」
「わかりました。」
実際の文字起こしの画面
文字起こしの精度は100%でした。※ブログ運営スタッフが使ってみた主観的な評価であり、試験機関での評価ではありません。
5-2.文字起こしさん
出典 文字起こしさん
対応デバイス | Web版(PC・スマートフォン) |
対応言語 | 約100か国語 |
料金 | ①お試し1分 ②ベーシックプラン 1,000円/月 ③バリュープラン 2,000円/月 ④プレミアムプラン 3,000円/月 |
文字起こしさんは、最新のAIを使用して高速かつ高精度に音声から文字起こしを行うツールです。
ウェブブラウザから利用できるため、PC、スマートフォン、タブレットなど、どんな環境からでも簡単に使えます。1分間の音声であればお試しで文字起こしが可能なため、実際に文字起こしの精度を確認することができます。
文字起こしさんでも同じく、実際に文字起こしを試してみました。
実際の文字起こしの画面
文字起こしの精度は100%でした。※ブログ運営スタッフが使ってみた主観的な評価であり、試験機関での評価ではありません。
5-3.CLOVAnote
出典 CLOVAnote
対応デバイス | アプリ(iOS ・Android )Web版(PC) |
対応言語 | 4か国語(日本語・英語・韓国語・中国語) |
料金 | 無料(Web版は毎月300分まで、アプリは使い放題) |
CLOVAnoteはLINEのAIテクノロジーブランド「LINE CLOVA」を活用した無料で使えるAI音声認識アプリです。LINEのアカウントでログインすることで利用でき、Web版は毎月300分まで、アプリは月毎制限なく使えるため、気軽に利用することができます。
CLOVAnoteでも同じく、実際に文字起こしを試してみました。
実際の文字起こしの画面
文字起こしの精度は100%でした。※ブログ運営スタッフが使ってみた主観的な評価であり、試験機関での評価ではありません。
5-4.Texter
出典 Texter
対応デバイス | アプリ(iOS ・Android ) |
対応言語 | 49言語 |
料金 | ①Freeプラン 0円 ②Premium M プラン 1,500円/月 ③Premium M+ プラン 3,000円/月 ③Premium Y プラン 7,400円/年 |
Texterはアプリのみで利用できる文字起こしアプリです。音声データだけでなく、画像や動画から文字起こしすることも可能です。
Texterでも同じく、実際に文字起こしを試してみました。
実際の文字起こしの画面
文字起こしの精度は100%でした。※ブログ運営スタッフが使ってみた主観的な評価であり、試験機関での評価ではありません。
5-5.Googleドキュメント
対応デバイス | アプリ(iOS ・Android )※アプリは一部機能に制限 Web版(PC) |
対応言語 | 104言語 |
料金 | 無料 |
Googleドキュメントは、Googleアカウントがあれば利用できるWordに近い操作性を持ったツールです。リアルタイム文字起こし(話した内容をその場で文字に変換)は、スマートフォンアプリでもWeb版(PC)でもできますが、
あらかじめボイスレコーダーなどで録音した音声の文字起こしはWeb版(PC)でしか行えません。
また音声データの文字起こしの際は、録音データを最初から最後まで流す必要があるため少し手間はかかりますが、時間などの制限はなく無料で使えます。
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Googleドキュメントでも文字起こしする方法!
Googleドキュメントで音声データを文字起こしするには、パソコン側で事前設定が必要です。こちらの記事で詳しく説明します!
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Googleドキュメントでも同じく、実際に文字起こしを試してみました。
実際の文字起こしの画面
文字起こしの精度は100%でした。※ブログ運営スタッフが使ってみた主観的な評価であり、試験機関での評価ではありません。
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6.文字起こしアプリでの作業が快適になるには、録音の質も大事!
高品質な音声を録音できるおすすめのボイスレコーダー
さてここまでは文字起こしのおすすめアプリについてご紹介しましたが、
文字起こしの精度を上げるには、やはり元の録音データの音質も重要になってきます。
今回5つの文字起こしアプリの検証で全て精度100%を出せたボイスレコーダーは、通話も会話も録音できるハイスペックボイスレコーダーmagmo(マグモ)です。
ここからは、magmo(マグモ)の機能についてもご紹介します。
magmo(マグモ)は、様々な場面で活躍する便利アイテム、スマホの通話・対面の会議両方が録音できるボイスレコーダーです。
ピエゾセンサー搭載
ピエゾセンサーとは?
コンデンサーマイクは空気中の音を録音しますが、ピエゾセンサーは物体表面に沿って音を録音します。
magmo(マグモ)はピエゾセンサーを搭載しており、周囲の騒音を軽減させ、はっきりとした音声を録音することができます。
録音データの再生はPCのみ(mp3形式)となりますが、マグモ本体からPCに録音データをダウンロードした後で、録音データをスマートフォンに送ることでスマートフォン上での文字起こしアプリも使えます。
今回ご紹介した文字起こしアプリとmagmo(マグモ)の対応表
アプリ | Web版 | |
Notta | × | 〇 |
文字起こしさん | ー | 〇 |
CLOVAnote | 〇 | × |
Texter | 〇 | ー |
Googleドキュメント | ー | 〇 |
〇…対応可 ×…対応不可 ー…機能無し
7.まとめ
音声データの文字起こし機能は、多くの場面で役立ち、効率化に繋がる便利なツールです。
上記のアプリを利用することで、手軽に高精度な文字起こしが可能になります。それぞれのアプリには特徴がありますので、目的や利用シーンに合わせて最適なものを選んでみてください。
また、文字起こしの精度を上げるには録音するボイスレコーダー選びも重要です。
今回ご紹介したmagmo(マグモ)の詳細は下記よりチェックできます。ぜひご確認ください!
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